2017.11.17

サーマルシールドが出来た訳 Vol.1

ブログの内容を『サーマルシールド』だけに絞るとはっきり言って書く内容が限られる。内容を『サーマルシールド』のみに限らずアップしていこうと思います。と言いつつも今日は『サーマルシールド』の出来た訳について。

弊社は金属塗装が生業だ。名古屋の堀田でもう50年近くやっている。名古屋の堀田と言うのはかつてはある企業の企業城下町みたいなところで、昔は小さな工場が沢山ひしめきあっていたのだが、例に漏れずある企業の海外移転に伴い今では工場も数えるほど。色々思うところもあるが、それはまた別の機会に。

金属塗装の中でも焼付塗装というものがある。細かい説明はいずれするとして、塗装して、オーブンで焼くと思ってもらうと良いかもしれません。

塗装後の製品を焼き付ける。はっきり言って熱い。凄く熱い。新品の焼き付け炉なら断熱材も良く効いて快適かもしれないが、こっちの焼き付け炉は40年を優に超えている。断熱材は多分もう効いていない。冬には暖房がわりになって良いのかも知れないが、夏は地獄だ。工場のなかは50℃近くにもなる。それにそもそも焼き付け炉は暖房がわりにするものではない。

なんとか、ならんもんかね?

と思い過ごす日々でした。

次回に続く。