2018.02.13

サーマルシールドが出来た訳 Vol.4

久々の更新になってしまいました。

『サーマルシールド』が出来た訳 続きます。

ハーレーのエキゾーストパイプに施工すると放射熱を抑えることがわかり、何か他に使えないかなと考える日々でした。

ある工場環境改質展に誘われて出かけることになりました。いわゆる工場環境を良くしましょう的な展示会です。『熱風炉の断熱対策!』と大きく看板が出ているブースがありました。中を拝見させていただいたところ、乾燥炉の外側に断熱塗料を塗装して炉外壁の温度を下げるといったどこかで見たことのあるものでした。取りあえず担当者の方に質問してみることにしました。『熱風炉の内壁に塗って断熱できる塗料無いの?』と聞いてみる。 『そんなものは無い』予定通りの冷たい回答。さらに食い下がってみます。『外壁側塗るより内壁側塗った方が効果的じゃない?』と再び聞くと『確かにその方が効果的かもしれん。でもないものは無い』との素晴らしい回答。 残念な思いで会場を後にしました。

さてその工場環境改質展からの帰り道。突然降りてきましたよ。ナイスアイデア。

ハーレーのエキゾーストパイプに塗った断熱セラミックコーティング。熱風炉の中にコーティングしちゃえば良いんじゃない? 500℃位なら大丈夫だって言ってたしエキゾーストパイプは内側コーティングできないから、外側コーティングしている訳だし、より熱源に近いところにコーティングしたら効果的かも。直接コーティングするのは大変だから、何か鉄の板にコーティングして貼り付けしたら良いかも。帰り道の車の中で思いつきました。